2018年6月7日木曜日

K18WG(6) パパラチアサファイアリング

久しぶりの仕事ネタ
普段はOEMのお仕事を請け負っているんで、仕事の内容をブログで書く事は無いに等しいんだけども看板が入ってからは手作りでジュエリーを頼まれることもしばしば


久しぶりにお客様持ち込み石
パパラチアサファイアでリングを作るなんて仕事が来たのでUP!この石いざ探して手に入れようとするとナカナカ大変なんだよね
値段・色・カット等色々・・・
うぁ~安い~なんて思って買うと使い物にならいなんて事も
石単体での画像を撮り忘れました。
サイズ/5.8x4.4のオーバル(OV)一般的に言われている
6x4OVというサイズで重さは0.61ct
カットの形も悪くなくガードル(石を正面から見て一番外の淵)の厚みも薄すぎずなので作りてとしては助かりますね
ガードルは、ある程度厚みがあった方が使っていてカケにくいので長く使える可能性は高いかなと・・・
リングのデザインはオーナーからイメージを画像で頂いているので、その画像を元にWAX(元型)を作ります。

作ったのがコレ地金になる前の状態です。
オーナーからOKも頂き仕上げの相談
石を預かった時にアンティークジュエリーの様な~
と言う言葉が頭から離れなかったので、通常でしたら鏡面に仕上げるのですが石枠の外壁とリング腕部分をヘアラインで仕上げる事に決定




オーナーと打ち合わせをして決定した仕上げ
私からの一方的な提案な気もしなくはないですが完成です。

 画像が暗かったんで違うカメラで
石枠の外淵・ツメ・リング内側は磨きで後はヘアラインです。
ツメの立ちが強いですが、華奢なので石枠が変形し始めても落ちる前に石揺れで気が付いてもらえればなと・・・
見た目だけで攻めるならもう気持ち石を沈めて後1/3ツメをカットして・顎切って上から~なんて色々考えますね
なんでK18のリングを茶色の革の上で撮ってしまったんだろう?



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